チャンピックスの怖い副作用

近年、医薬品をつかった禁煙治療は、ニコチンを体内取り込むことなく治療ができるチャンピックスと呼ばれる製品を用いる方法が主流です。チャンピックスは禁煙外来のある病院に行けば医師から処方してもらえるほか、個人輸入代行サービスを利用して外国で製造されているものを手に入れる方法があります。どちらの方法を利用するかは禁煙治療に臨む人の考え方次第ですが、どちらを選択したとしてもチャンピックスを手に入れて服用する際には、副作用が発現するリスクについて十分に留意しておく必要があります。
チャンピックスの服用によって生じる可能性がある副作用のうち、特に多い症状は吐き気、不眠症、悪夢、頭痛、鼓腸ですが、この他にも生じうる症状はたくさんあります。例えば、神経系の症状としては、味覚異常や傾眠、記憶障害、けいれんなどといった症状が出ることがあり、精神面では睡眠障害や抑うつ、感情不安定、攻撃的行動などの症状があらわれる可能性があります。また、胃腸では、下痢や胃部不快感、腹痛、腹部膨満感、口内乾燥、胃炎、血便などが発現することがあります。
そして、チャンピックスでは頻度は不明ではあるものの、上記の症状より重い副作用が発現することがあります。添付文書の中で指摘されている症状は、黄疸、肝機能障害、意識障害、血管浮腫、スティーブンス・ジョンソン症候群、多形紅斑の6つです。これらの症状の中には死亡例が報告されているものがあります。服用を続けていく中で顔がむくんできたり、皮膚が赤く盛り上がったり、目や皮膚が普段より黄色くなってきた場合は、そのままにしておくと重い副作用の症状があらわれる可能性があるため、すみやかにチャンピックスの服用を中止し、医師に相談しましょう。